ようやく出会えた四人はもう一度やり直さないかという一龍の申し出に艾玲が承諾し、家族はひとつになった。
そのころ、落ち込んでいる冠軍に一珮は付き添っていた。小琦のことでやけになり酒におぼれる冠軍。そんな姿を見て一珮はなんとか元気付けようとする。冠軍はいつも、どんな時もそばで見守ってくれた一珮の存在に気付き、思わず抱きしめキスをしてしまう。
翌朝、一龍から艾玲達と元通りになった報告をうける一珮。しかし、昨夜の冠軍とキスをしてしまったことが気になって、事務所を休んでしまう。
冠軍は好きだが、冠軍には小琦という婚約者がいて、大変なことをしてしまったと自分を責める一珮。
家に帰ってきた一龍は郵便受けに入っていた小琦からのビデオを見て、自分への告白を聞き、驚く。
小琦は会社で、上司に呼ばれ、昨日の報道を高く評価され、海外勤務の話をもらう。
小琦は思いがけない話に戸惑う。
事務所に来ない一珮を冠軍は気にしていた。昨夜、酔った勢いで一珮にキスをしてしまったことを後悔していた。やはり冠軍にとって、一番大切なのは婚約者である小琦であり、仕事仲間としての一珮とキスをしてしまったことに動揺していて、顔を合わせたくなったのだった。
一龍が小琦の会社にやってきて、告白の返事をした。
小琦は一龍から、艾玲とやり直す話を聞く。
そして、一龍から一時の迷いで冠軍との関係を終わりにするのはよくないと、今まで二人が過ごしてきた時間を思い出し、冷静に考えるべきだと言うのだった。
決心をして、小琦は冠軍のいる事務所を訪れる。
小琦のこと、一珮のことを考え、冠軍は酒を飲んでいた。
小琦は冠軍に一龍のことを好きになってしまったことを伝える。
そして、一龍が艾玲と復縁することになったことも話す。
それを聞いて、冠軍はもう一度やり直そうと言うが、小琦は、一龍がだめになったからと言って冠軍のもとへ戻るのは、都合が良すぎるし、冠軍をこれ以上傷つけたくないと言って、別れを告げたのだった。